品質、体験に"こだわり" えびせんべいの里／美浜
15/12/21
「焼き体験」が人気
美浜町のえびせんべいの里美浜本店の自慢は、冠名の通り「えびせんべい」。社長自ら仕入れる良質なエビを使い、製造直売で提供するという品質へのこだわりが支持されている。店内では体験コーナーや工場見学でえびせんべいの魅力を余すことなく伝えており、土産店としてだけでなく観光名所としての存在感も高まってきた。
同店のえびせんべいにはえびの美味さを凝縮。土産物の定番の袋詰めから贈答用まで幅広いラインナップをそろえている。
販売コーナーでは大半の商品で試食を用意。手を触れなくても開く試食ケース、玄関入口のほこりを吸引する床装置の設置など衛生面での設備も充実させている。
えびせんべいの魅力を伝えることにも工夫を凝らす。えびせんべいの焼き体験コーナーは子どもたちを中心に人気を集め、今年１月に体験者が２００４年の開設以降、累計30万人を突破した。
生地を鉄板でプレスする専用の機械で焼くという本格的なもので、焼き上がりまで１枚約10分。ソースや醤油で味付けしたり、絵を描いたりとオリジナルのえびせんべいづくりが楽しめる。
体験料は１枚３００円。平日は午前と午後に枚数限定で、土日祝日は生地がなくなるまで。10人以上の団体は平日のみ受付。30人の団体で１時間半程度。団体は２週間前までに予約を。
人気のオリジナルせんべいづくり
店舗は本店のほか県内にセントレア、刈谷オアシス、魚ひろば店が、滋賀県にはＥＸＰＡＳＡ多賀店を出店。４月には静岡県に御殿場店がオープンした。１階に約40種類の商品が並ぶ販売コーナー、２階には天気のいい日には富士山も眺められる休憩コーナーを設けている。東名・御殿場インターからすぐ。乗用車約２２０台、大型バス30台が駐車できる。
