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絶景!わがまちの富士(2) 伊豆スカイライン・松崎

圧巻の景色が連続する40キロ 伊豆スカイライン

伊豆半島の付け根、静岡県函南町の熱海峠から伊豆市の天城高原まで、伊豆半島の背骨を走る有料道路、伊豆スカイライン。伊豆半島東側の相模湾、西側の駿河湾の景色が楽しめる。

富士山の景色もすばらしい。写真は起点となる熱海峠近くから見た富士山。駿河湾越しに富士山を望むビューポイントも多い。

2月21日―3月2日まで、通常560円の全線区間40キロが200円で通行できる。通行量も少なく、信号が1つもないストレスフリーのドライブが待っている。

熱海峠

熱海峠近くからも富士山が

天才が描いた鏝絵の富士山 松崎町

「鏝(こて)で伊豆長が日本一」と讃えられた松崎出身の左官、入江長八。松崎町の「伊豆の長八美術館」には長八の鏝絵(こてえ)を常時50点以上展示している。なかに富士山を描いた鏝絵がある。天才が目に捉え鏝絵に表現した富士山がそこにある。

漆喰彫刻、漆喰芸術とも称される鏝絵。もとは左官が施主に対する漆喰仕事のお礼として土蔵や母屋の壁などに残したものだが、施主側が希望し着色した漆喰で外壁を装飾することもあった。

江戸末期から明治にかけて、入江長八はそうした職人仕事を、芸術の域にまで高めた。長八美術館では龍や天女、海辺の風景などを題材にした鏝絵の数々が観賞できる。

長八美術館

長八美術館にある富士山の鏝絵。
入江長八の傑作だ

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