上越高田城下町をぶらり 14年に開府400年
12/10/01
日本一の雁木のまちなみに歴史感じて
慶長19年(1614年)の高田城築城とともに造られた城下町高田は、2014年に開府400年を迎える。城下町の風情を今もなお残す町家、総延長16キロもの雁木のまちなみ、寺町寺社群などまち歩きが楽しい。老舗の和菓子屋や煎餅屋も多く、和菓子めぐりもお勧めだ。
町家とは、間口が狭く奥行きが長い「町家造り」で建てられた職住一体型の住居。町家を代表する「旧今井染物屋」や「旧金津憲太郎桶店」などは、イベント等に合わせ公開されている。明治時代に建築された町家「旧小妻屋」を再生・活用した交流施設「町家交流館 高田小町」では、高田の町家の特徴である吹抜けや土蔵を見学できるほか、城下町高田のまちあるきの休憩・案内所としても利用できる。
もう1つ、城下町高田を特徴づけているのが雁木のまちなみ。雁木とは家の前に出した庇(ひさし)の呼び名で、道路沿いの家々が庇を延ばして冬の積雪時の通路を確保した。江戸時代から整備され、かつては日本海側の諸都市で見られたが、明治以降に減少。高田地区には、現在も総延長16キロもの雁木が残り、その長さは日本一となっている。
また、寺町は高田城築城の際、城の防衛のため城下の西側につくられた。親鸞聖人ゆかりの寺である浄興寺をはじめ、現在も65もの寺社が集まる。通りを挟んで二列に整然と配置される寺町の景観は、全国的にも例を見ないものといわれる。
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