地球活動を目前に望む 松崎町観光協会・ジオサイトクルーズ
12/02/20
海上から見る”生きる地球”
松崎町観光協会が昨年秋から「松崎町ジオサイトクルーズ」を開始した。ジオサイトとは地球活動の痕跡が特徴的に表れている地形や地質を指す言葉で、松崎町を代表する景観のひとつ、変化に富んだ海岸線はジオサイトの連続ともいえる。
本州で唯一フィリピン海プレート上にある伊豆半島。伊豆半島の市町村では、半島全域がジオサイトの集積地であり、ジオサイトに根差した独特の風土や生活文化を持つジオパークとしてアピールしていこうと「伊豆半島ジオパーク構想」を進めている。こうした構想のなか、いち早く観光商品化したのが松崎町観光協会だ。
ジオサイトクルーズでは、海底火山から噴出した溶岩でできた弁天島、波が浸食した海食洞が特徴の牛着岩、柱状節理が見事は烏帽子山・千貫門などを大型クルーザーに乗って海上から望む。所要時間は約１時間、土日祝日に運行する。
料金は大人２２００円、小学生・幼児１２００円。定員は48人で10人以上の乗客で運航する。
大型クルーザーから見る景色は
迫力十分。地球活動が眼前に
