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原生林と滝と温泉と 乗鞍高原

気持ちがいいトレッキング

乗鞍岳の眺望や乗鞍エコーラインの起点として知られる乗鞍高原。標高1500メートルの爽やかな気候のなか、季節の花、針葉樹の原生林や滝を訪ねるトレッキングのメッカでもある。

代表的な3コースを紹介すると、日本の滝百選に選ばれている三本滝コースは所要時間が約1時間15分。シラビソの原生林のなかを歩く。

善五郎の滝・牛留池コースは約1時間半のコース。滝と乗鞍岳を同時に望む滝見台からの景色は絶品。牛留池の水面には逆さ乗鞍岳が映る。

逆さ乗鞍岳

牛留池の水面に映る
「逆さ乗鞍岳」

一の瀬園地周遊コースは約2時間のコース。カラマツの林に池や草原とバリエーション豊かな自然を満喫できる。山野草も多い。

乗鞍岳の絶景を間近で楽しみたければ6月30日までは乗鞍高原から肩の小屋口の大雪渓までシャトルバスが運行していたが、7月1日からは、シャトルバスは乗鞍エコーラインの終点、標高2702メートルの畳平まで運行している。

乗鞍岳

乗鞍岳で肌に心に清々しく

泉質が異なる4温泉

乗鞍高原は、4種類の温泉が湧く「のりくら温泉郷」としても売り出し中だ。

のりくら温泉、すずらん温泉、安曇乗鞍温泉、わさび沢温泉の4種類があり、それぞれ泉質も違う。トレッキングで汗を流したあとは、温泉でゆっくりとくつろぎたい。

このうち、のりくら温泉は乳白色の硫化水素泉。湯川上流に自然湧出し、乗鞍高原最大の約100軒の宿泊施設が引湯する。

すずらん温泉は単純温泉で引湯施設は約15軒、安曇乗鞍温泉は炭酸水素塩泉で休暇村ただ1軒が利用する。わさび沢温泉はカルシウム、マグネシウム泉で3軒が引湯している。

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