因幡をグッドにぐるり　Ｇバスで智頭、山陰海岸へ／鳥取県

12月10日まで季節ごとに３コース

鳥取市観光コンベンション協会は今年も12月10日までの土日曜、県東部因幡地方を周遊するバスツアー「Ｇバス」を実施している。

「Ｇバス」は鳥取因幡を「Ｇｕｒｕｒｉ（ぐるり）」めぐる「Ｇｏｏｄ」なバスツアーの意から命名したもの。今年から県中部のはわい温泉、三朝温泉にも発着することになり、宿泊客にとって便利になった。

９月末までの土曜催行の「Ｇｒｅｅｎコース」は鳥取駅、智頭駅から智頭町へと向かい、宿場町の風情を楽しむ。石谷家住宅の見学や苔玉づくりを体験し、昼食は山菜料理。鳥取市へ戻り、とうふちくわの里から砂の美術館、鳥取砂丘を周遊すし、鳥取駅、鳥取砂丘コナン空港、はわい温泉、三朝温泉へ戻る。

日曜の「Ｇｅｏコース」は山陰海岸ジオパークの魅力に触れる。三朝温泉、はわい温泉、鳥取駅から岩美町・浦富海岸へ。島めぐり遊覧船に乗船後、新鮮な海の幸をふんだんに使った漁師丼を賞味。山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館を訪れた後、鳥取市で砂の美術館・鳥取砂丘、海鮮市場かろいち・わったいなで因幡土産の買い物を楽しむ。こちらも９月末まで。

10月８日―12月10日の日曜には「原風景コース」。郡家駅―若桜駅間で若桜鉄道に乗車し、若桜駅では構内を見学する。国重文・不動院岩屋堂ではＧバス限定で特別にゲートをオープン。田舎弁当や果物狩りを楽しみ、鳥取砂丘で締める。

所要時間はいずれも約７―８時間。料金は大人４千円、小学生以下３千円。問い合わせは同協会 電話０８５７―26―０７５６。

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