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鳥取・海星砂の競演(1) 鳥取砂丘砂の美術館10期はアメリカの旅

砂の美 砂像で「自由の国」へ

鳥取市・鳥取砂丘の砂像展示専門ミュージアム「砂の美術館」で4月15日から、節目となる第10期展示「砂で世界旅行・アメリカ編」を開いている。来年1月3日まで、世界に誇る大自然や州ごとに異なる多彩な文化を砂像で表現、観る人を「自由の国」紀行へ誘う。

同館は世界初の砂像専門施設として2006年に第1期展示をスタート。「砂で世界旅行」をテーマに、世界トップクラスの砂像彫刻家の競演で各国の風景を鳥取砂丘に現出させるという企画の斬新さで、これまでで約350万人の人々に大きな感動を与えてきた。

今年も世界中から集った彫刻家が腕を競いあいながら総重量約2600トンもの砂を使って幻想の世界を創出。アメリカを代表する歴代大統領の顔が並ぶマウントラシュモアとグランドキャニオンや、ニューヨークの自由の女神、摩天楼、「ハリウッドサイン」をはじめアメリカ各地の代表的な景観を形作った砂像19作品が並ぶ。ナイアガラの滝は高さ3メートル、幅20メートルにも及ぶ大きさで水が流れる工夫も施した。

開館時間は9―18時で、土曜は20時まで。観覧料は一般600円、小中高生300円。20人以上の団体は100円引き。年間パスポートは一般1千円、小中高生500円。

砂の美術館

今期はアメリカが舞台。
映画の都ハリウッドも砂像で精緻に表現

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