あなたにあった鳥羽旅がきっとみつかる(2) 旬の祭事とイベント目白押し前編
鳥羽市では夏から秋にかけて祭事やイベントが目白押し。歴史や風土を季節感たっぷりに伝えてくれる催しが、鳥羽の旅をより深いものにしてくれます。
赤崎祭り
伊勢神宮外宮の末社である赤崎神社の祭礼で、通称「赤崎さん」。今年も6月22日に開かれました。
神宮司庁の月次祭の神事が行われ、露天もずらり。多くの人が参詣に訪れ、夕方からは活気に満ち溢れます。浴衣姿の参詣客で賑わう光景が夏の情緒を伝えます。
wideloop in 答志島 beach party 2017
答志島の美しい海岸をバックに展開する音楽イベント。7月8―9日の2日間にわたり、海と砂浜、そして音楽のコラボで賑やかかつ癒しのフェスが繰り広げられます。
会場は答志島ブルーフィールド(白浜海岸)。ブルーフィールドステージではmeadow、MILI&ATTAME、ジュン・レノンのライブ、ビーチフロアではDJGarth、DJNORIらのDJプレイなどが披露されます。
料金は前売り3500円、当日4千円。高校生以下は無料(保護者同伴)。
しろんご祭
菅島の「しろんごさん」は伊勢志摩を代表する海女の祭事。7月8日の8時半から正午にかけて執り行われます。
島の守護神である白髭大明神を祀り、古くから豊漁と海上安全を祈願するために受け継がれてきました。会場のしろんご浜は本来禁漁区ですが、当日のみ漁が解禁。島中の海女が、豊漁祈願のため一斉に雌雄一対のアワビを獲りあいます。地域の伝統風土を深く感じられる祭事です。
相差天王くじら祭
相差では7月14日、地域に縁の深い「鯨」にまつわる祭りが開かれます。
相差と鯨との関係は、正福寺本尊の十一面観音が鯨に乗り相差へあがったという伝説から。祭りは1989年からと歴史は新しいですが、その思いは深いものです。
親子の鯨みこしが町中を練り歩き、海女に担がれてみこしが海へ入るのは必見。夜は花火大会や振る舞いもあります。
地曳網体験
相差の千鳥ヶ浜では、地元伝統の地引網漁の体験が開かれます。子どもは獲れた魚を持ち帰ることができ、大人から子どもまで楽しめます。
開催日は7月25―28、31日、8月4、7―10、21―25日。時間は朝7時からの20分。お泊まりの翌朝、気持ちの良い朝のアクティビティとして参加しましょう。
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