幕末維新博7エリアを周遊(2) 嶺北・仁淀川・奥四万十・四万十足摺
17/03/15
嶺北エリア 大自然と食の魅力
嶺北には地域会場は設定されていないが、県北の大自然を体感できるエリア。大豊町では吉野川でのカヌーとラフティング、本山町では帰全山公園で春のシャクナゲ、土佐町では明治期の紀行作家・大町桂月の記念館・桂月館など見どころ十分。大川村では里の茶屋で「土佐はちきん地鶏」のバーベキューを。
仁淀川エリア 清流の郷で歴史学
「仁淀ブルー」で知られる清流の郷・いの町の紙の博物館は1千年以上の歴史を誇る土佐和紙の奥深さを伝える。
佐川町立青山文庫では、土佐勤王党出身で維新後に宮内大臣を務めた田中光顕のコレクションを展示。龍馬や武市半平太の書状は必見だ。
奥四万十エリア 脱藩の道を行く
龍馬より先に脱藩した吉村虎太郎の邸宅は津野町の地域会場。茅葺き屋根の家屋では虎太郎の生涯を紹介している。
龍馬脱藩の地・梼原町では梼原千百年物語りで幕末維新期をはじめ地域の歴史に触れられる。「脱藩の道ウォーク」で龍馬気分に浸ろう。
四万十・足摺エリア 土佐から世界望んだジョン万次郎
四万十市立郷土資料館は、土佐一條家と四万十川にまつわる地域文化が学べる。来年3月までリニューアル工事中のため、開館までは四万十市立中央公民館での特別企画展へ。宿毛市立宿毛歴史館では吉田茂元首相など地元ゆかりの人物を紹介している。
土佐清水市ではジョン万次郎資料館で維新きっての国際人に迫る。