恵み豊か冬の但馬を食らう(2) 但馬牛やそばも
15/12/16
海山里に“うまい”集う
但馬はカニ以外にも食の宝庫。海山里にうまいものが集まっている。
松葉ガニと並ぶ二大ブランドのひとつ但馬牛は全国の有名牛の素牛として知られ、脂身はあっさり、赤身は上質。見事なサシが入った霜降り、濃厚な赤身はステーキやすき焼き、焼肉でじっくりといただこう。
湯村温泉では郷土料理「ゆむらじゃぶ」。湯村温泉の湯で作った温泉卵と鶏肉、ゴボウなど旬の野菜、豆腐などを醤油や砂糖で味付けしている。
日本三大ねぎの1つ、朝来市の「岩津ねぎ」は冬が旬。豊富な甘さは鍋の脇役に収まらない。
豊岡市では国道482号線沿いにそばエリアが点在し「但馬豊岡そば街道」と呼ばれる。出石町の「出石皿そば」、竹野町の「床瀬そば」、但東町の「赤花そば」など個性豊かなそばは必食。