温泉郷の魅力伝える 人吉温泉女将の会「さくら会」
15/01/27
最中アイスなど商品も開発
人吉温泉の旅館の女将でつくる「さくら会」(11会員)は、同温泉の活性化やイメージアップを図ることを目的に1994年に結成した。
昨年の10月で結成から20年を迎えたことを記念して地元の釜田醸造所とタイアップし味噌、醤油、さくらで味つけした3種類の「最中アイス」をプロデュース、販売を始めた。最中になっているのでアイスが溶けて服を汚したり、手についてベトベトしたりしないため、女性客に好評だ。
さくら会ではこれまでにも人吉温泉の源泉を使った無添加ミスト化粧品「人吉温泉ミスト」や人吉球磨産の米、球磨の水、3年以上貯蔵した古酒を使った球磨焼酎「ひとよし女将桜」、人吉の温泉水を使って作った「ひとよし温泉水せっけん」のほか、薬用入浴剤、手ぬぐい、絵はがきセット、紙袋など多数のオリジナルグッズを作成してきた。
関係者は「新聞や雑誌などメディアを活用したPR活動やオリジナルグッズの企画・販売、各種イベントの主催や協力を行ってきました。これからも同様、人吉・球磨エリアの魅力を少しでも県内外の人たちにお届けできるよう、努めてまいります」と話している。