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伊勢神宮からパールロードは「祝い旅ゴールデンルート」(2)

住職説法やカラオケの神

そうした中にあって最近注目を集めているのが畔蛸の西明寺。畔蛸の鎌倉と称され、住職の説法が好評だ。「寺de cafe(テラデカフェ)」と名づけてお抹茶とお菓子を味わいながら、寺の歴史や畔蛸地区の話、人生相談、恋愛の悩みなど住職の話を聞く。若い女性も多く訪れている。1人から30人まで受け入れ、料金は1人500円。1週間前から前日19時までの予約が必要。説法の時間は相談に応じる。

西明寺

畔蛸の西明寺で始まった
「寺de cafe」

西明寺

星見秀栄住職の説法が人気

このほか、小浜の加楽音気神社はカラオケの神を祀り、参詣すると歌がうまくなるという。ミキモト真珠島の御木本幸吉像近くにはハート型の石「ラブラブ石」があり、カップルで見つけるといいことがありそう。

離島もルート。答志島の美多羅志神社の境内には、龍の顔をしたシイの木がある。龍神を信仰した神功皇后ゆかりの木だ。「潮騒」の舞台、神島は監的哨や八代神社などがパワースポット。純愛映画の代表作の島は恋人の聖地でもある。

伊勢神宮にはじまる厳粛さと緊張感がある中で神仏と近しくなり、祝祭ムードに浸る異日常性が鳥羽祝い旅の醍醐味だと言えるだろう。

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