春は花めぐり カタクリから桜、アジサイまで
14/02/13
野山の彩りを愛でる
暖かくなるにつれ、丹波・若狭の豊かな自然を満喫できるシーズンが到来する。春はなんといっても花めぐり。野山を彩る花を愛で、春の喜びを体感したい。
花紀行のスタートは、丹波市氷上町のかたくりから。ここはかたくりの南限と言われ、清住地区に群生地がある。3月下旬―4月上旬、くぬぎ林の中に薄紫の花のじゅうたんを敷きつめる。晴れた日だけ姿を見せ、可憐な美しさにファンも多い。4月6日の日曜日には「かたくり祭り」も開かれる。
そして春本番になると真打ち・桜が丹波の名城を華やかに彩る。篠山市・篠山城址周辺では約1千本ものソメイヨシノが咲き誇り、4月上旬の「丹波篠山さくらまつり」は地元の特産も集結して春一番の賑わいに。福知山城は周辺の満開の桜が天守閣を艶やかに彩り、春の風情が花見客を酔わせる。こちらも4月上旬に「お城まつり」が開かれる。綾部市・山家城址公園、丹波市・黒井城跡近くの黒井川堤防も桜の名所だ。
春から初夏にさしかかると、丹波市・白毫寺の九尺フジがゴールデンウイークに見ごろを迎える。長い花の房が敷く紫のカーテンは圧巻。6月は福知山市・觀音寺のアジサイがあじさい寺の別称にふさわしい鮮やかさを見せる。綾部市・グンゼ博物苑内にある綾部バラ園では100種1千本のバラと「アンネのバラ」が5月に旬。
北近畿丹波若狭 旅のおすすめサイト
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