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美作・津山で鉄道めぐりの旅

旧津山扇形機関車庫など鉄道遺産多く

美作や津山周辺では鉄道ファンを喜ばせる施設が多く、鉄道めぐりを楽しむことができる。

旧津山扇形機関車庫は現存する機関車庫では京都の梅小路機関庫に次ぐ規模。1936年に建設された。車両を方向転換するための転車台は30年に設置され、現在も使われている。4―11月までの第2、第4土日曜日を中心に扇形機関車庫と鉄道展示室を案内する見学会を実施中。要予約で所要時間は約90分。

美作河井転車台はかつてラッセル車の方向転換のために使用されていたもので、明治期に輸入されたと言われている。松ぼう橋梁は因美線を代表する橋梁だ。美作滝尾駅は第48作「男はつらいよ」の冒頭シーンのロケ地に使われた昔ながらの駅舎。

91年に廃線となった片上鉄道・吉ヶ原駅と操車場跡に作られた柵原ふれあい鉱山公園には、当時の車両の一部が保存されている。また毎月第1日曜日には、展示運転も行っている。

湯郷温泉のてつどう模型館&レトロおもちゃ館は、どこか懐かしい風景を鉄道模型(Nゲージ)の世界で再現している。レンタルによる走行も楽しめる。レトロおもちゃ館ではブリキのおもちゃを展示している。

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