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「二十四の瞳」映画化60周年 映画村で記念イベント/小豆島

名作語るトークショー

小豆島を舞台にした壺井栄の不朽の名作「二十四の瞳」。これまで2回映画化され、多くの人の胸を打ってきた。今年はその第1作が製作されて60周年。節目の年を迎え、同作の世界観を伝える小豆島町の「二十四の瞳映画村」では8月24日に記念イベントが開かれる。

映画第1作は1954年公開。木下惠介監督が高峰秀子さん演じる女性教師と分教場生徒たちとの交流を描き、日本中を感動の渦に巻き込んだ。

記念イベントは「喋楽苦(しゃべらく)」と題し、トークショーと特別上映会を開く。映画監督の橋口亮介さん、イラストレーター・俳優など多彩な活動を展開するリリー・フランキーさん、スタジオジブリ代表取締役プロデューサーの鈴木敏夫さんという同作を愛する3人が語り合う。上映会の作品は橋口さん監督、リリーさん出演の「ぐるりのこと。」。

喋楽苦

記念イベントのポスター

8月24―30日は橋口さんと鈴木さんが選んだ「観てほしい」映画を上映。期間中18時からは施設内のライトアップも。

同映画村は田中裕子さん主演による映画第2作のオープンロケセットや貴重な展示で、作品の中の風景がそのまま広がっている。

懐かしい空気のなかで味わう食事は気持ちをさらにほっこりとさせてくれる。昭和の給食メニューや小豆島の味覚のほか、団体用の竹籠入り弁当も充実。新しく登場した「なごみ弁当」は蛸めしがギュッと詰まった海の味だ。10人以上の予約制で価格は1080円。

なごみ弁当

新たに登場した団体用の
「なごみ弁当」

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