和紙や刃物ズラリ 美濃関物産館/美濃
14/07/30
「地域性」にこだわり
美濃市の美濃関物産館は、美濃和紙と関刃物という岐阜が誇る特産品の直売センター。美濃、関両市の玄関口、東海北陸道・美濃ICに近く立ち寄りに重宝されている。
同館が力を入れるのは「地域性」。1300年の伝統を誇る美濃和紙は原紙や便せん、画材から紙人形、紙細工まで品ぞろえが充実。旧家のたんすを利用したり、原紙を販売する棚を自作するなど展示にもこだわる。
関刃物は包丁やはさみから鎌、台所周りの小物類まで日本有数の刃物産地ならではの多彩さ。今後は売り場の模様替えや、美濃市や郡上市などの特産品を増やすなど地域の魅力発信に一層取り組んでいくという。
昨年10月には外観や食事処、トイレをリニューアル。食事処は「長良川」を座敷からイス・テーブル席に一新した。収容は長良川380人と「金華山」160人、1階レストラン40人で、大規模団体も利用可能だ。
近隣には郡上市の石灰洞窟「大滝鍾乳洞」もあり、鍾乳石が輝く自然の造形美は見どころ十分。同館で食事すると入洞料が半額になるプランも。