日本三名泉・下呂の魅力に迫る
14/07/30
日本三名泉のひとつ、下呂温泉。近年は新しい魅力も続々と登場している。泊まってまちに繰り出して下呂の魅力に迫りたい。
急げ!夏のイベント
夏最大のイベント「下呂温泉夏まつり」は8月1―4日。1日の「龍神火まつり」で勇壮な炎の演武に熱く燃えれば、2日は「湯の華みこしパレード」や下呂おどりで華やかに。3日は「下呂温泉花火ミュージカル」夏公演で音と光の幻想の世界に酔いしれ、4日の「歌塚まつり」の歌謡祭で締めくくる。
週末は温泉街の阿多野谷沿いで「いでゆ夜市」。地元特産品や屋台が並び、夜の賑わいを生む。8月は4、9、16、23日に開かれる。朝は同市萩原町の「天領朝市」が11月14日までの毎週金曜と8月14日に。野菜や切り花、特産品を求めて地元出店者と触れ合いたい。時間は9時から。
5つの「G」で下呂巡る
下呂温泉では5つの「G」で下呂を巡る旅を提案している。「G」は下呂の頭文字で、食など地域の魅力をカテゴライズしたものだ。
食は「Gランチ&Gグルメ」で、郷土料理「鶏(けい)ちゃん」など飛騨地方ならではのメニューを市内の食事処85軒が提供。「Gスイーツ」は旅館ホテルや飲食店など17軒が甘味を競う。
ほかにも「メイドインG」でお土産を「Gビューティー&リフレッシュ」でエステを、「Gナイト」で居酒屋など夜のまち歩きを提案する。
日本初の常設影絵劇場
下呂温泉合掌村の「しらさぎ座」は日本初の常設影絵劇場。影絵技術とCGを駆使した公演で下呂の伝説・昔話を伝えている。
後期公演は11月30日まで、清流馬瀬川伝説「八百比丘尼」を1日2回、温泉開湯伝説「しらさぎ伝説・手影絵ショー」を1日1回公演。観劇料は合掌村入場者特別料金で300円。
同村は江戸期の遊行僧の世界に迫る「円空館」や、陶芸・紙すき体験ができる「飛騨工房」など施設を充実させている。