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皆生温泉で2次交通充実 境港バス便や周遊タクシー

皆生起点にタクシーで周遊 旅館組合と市観光協会、設定コース増やす

米子市の皆生温泉やJR米子駅を起点にした「観光タクシーで巡るのんびり!らくらく!山陰の旅」が好評だ。3年目の今年は周遊コースを増やすなど充実させ、4月1日から運行を始めた。

周遊プランは、米子市観光協会と皆生温泉旅館組合が企画。観光協会会員タクシー会社が通常料金から約3割引の特別料金を設定、皆生温泉から周辺の観光スポットを有効に回ることができる。観光施設の割引や粗品のプレゼントも用意している。

昨年は4―9月末の半年間で約700人が利用。今年度は通年で運行し、昨年に続き皆生温泉全旅館でチラシを配布するほか県外へのPRも予定し、さらなる上積みを見込む。

料金は2時間コースが小・中型(4人乗り)7千円、ジャンボ(9人乗り)1万円。3時間コースが小・中型1万円、ジャンボ1万5千円。新設の3時間30分コースが小・中型1万3千円、ジャンボ1万8千円。

主な周遊コースとして2時間コースは、水木しげるロードや大漁市場なかうら、または境港さかなセンターを回る「さかなと鬼太郎のまち境港」などを巡る。

3時間コースは、とっとり花回廊と大山桝水高原、大山寺などを巡る「日本最大級のとっとり花回廊と名峰・大山ドライブコース」、妻木晩田遺跡や天の真名井、白鳳の里を巡る「名水と古代ロマンの町『米子市淀江町』を訪ねて」を用意している。

3時間30分コースは、美保神社・美保関灯台や水木しげるロードを巡る「さかなと鬼太郎のまち境港と美保神社」、由志園や水木しげるロードを巡る「さかなと鬼太郎のまち境港と牡丹と高麗人参の里・日本庭園『由志園』」などがある。

境港へバス便充実 平日は路線バス運行

皆生温泉と妖怪のまち・境港の鬼太郎ロードがバスで結ばれ、観光客に好評を得ている。

毎週日曜日と月曜日は周遊型の「鬼太郎バス」。これまでは冬期だけだったが、今年から6月まで延長した。1便あたり平均40人弱が乗車するなど人気で、2台体制で運行する日も。9時45分に皆生温泉を出発し、週替りで境港さかなセンター、境港水産物直売センター、大漁市場なかうらで買物を楽しんだ後、水木しげるロードに立ち寄り、13時5分にJR米子駅、13時20分に皆生温泉に戻る。料金は大人1千円、小人500円。定員は27人。

また今年2月10日から火・水・木・金・土曜には皆生温泉―境港駅間に定期路線バスが1日1往復運行している。往路は皆生温泉9時45分発、境港駅10時20分着。復路は境港駅13時25分発、皆生温泉14時着。料金は大人700円、小人350円。7月以降は直行バスとして毎日運行する予定だ。

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