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鳥取砂丘「砂の美術館」が屋内施設に 今季展示は「イギリス」

屋内で世界の技術と砂丘のコラボをじっくりと

鳥取市の鳥取砂丘に4月17日、世界で初めて全天候型の砂像展示専門の屋内美術館がオープンする。2006年に第1期展示をスタートさせて以来、100万人を超える入場者を記録した鳥取砂丘「砂の美術館」。展示スペースを広げ作品数も増やし、第5期展示「砂で世界旅行・イギリス」で幕を開ける。

砂の美術館の延床面積は約2800平方メートル、地上2階、地下1階。外観の屋根は風紋をイメージしたデザインになっている。地下ではオリジナルグッズが購入できるほか、ガラス張りの館内の2階部分からは、鳥取砂丘の四季折々の景色が一望できる。面積は約2倍となり、展示数が増えることはもちろん、2階の回廊からは間近で見るのとは違った視点で砂像を楽しめる。

今回のオープンで第5期展示となり、テーマは「砂で世界旅行・イギリス~語り継がれる大英帝国の繁栄と王室の誇り」。展示期間は2013年1月6日まで。

予定作品は15作品で、大英帝国時代のイギリス王室や文化をはじめ、現代のロンドンの町並みも描く。イギリスの童話や人気者をモチーフにした作品展示も。

ウィンザー城

今期の展示ではウィンザー城も登場。
精巧な表現技術に驚き

イベント開催日にはビートルズバンドのライブやストリートパフォーマンス、砂像公開制作、オープンカフェのあるイギリス村、イルミネーションイベントなども行う。

駐車場は普通車20台、大型バス3台だが、鳥取砂丘周辺のドライブインとセットにしたプランも用意しており、ドライブインの駐車場を利用することもできる。

入館時間は9―20時、無休。観覧料は一般600円(20人以上の団体は500円)、小中高生300円(同200円)。

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