山海里の幸をまるごといただく(1) 黒豆・栗
12/09/10
里山が喜びに満ちる秋。それはお腹も同様。自然の恵みが収穫期を迎え、丹波若狭は一年で一番の食の充実期。全国的にも名高い食ブランドと新しい食の魅力が輝きを放つ。それでは、秋をまるごといただきます。
丹波黒豆―人だかりができる人気ぶりと多彩な料理
丹波エリアの秋を代表する食ブランドといえば丹波黒豆と丹波栗だ。近年の本物志向に加え、スイーツや新料理の開発などで人気がさらに加速。栽培に適した気候を有する丹波エリアならではの“宝”に舌鼓を打とう。
丹波黒豆は篠山市や丹波市を中心に栽培。いわゆる「丹波黒大豆」「黒豆枝豆」などと呼ばれ、収穫期には畑周辺に黒山の人だかりができるほどの人気ぶりだ。粒の大きさ、つや、コクのある味わいは右に出るものはいないといわれるほど。
最近はバターケーキや豆絞り、ソフトクリーム、羊羹などスイーツに。黒豆が持つ甘みが上品に仕上げられ、大人も子どもも独特の味わいを楽しめる。篠山市では黒豆コロッケも名物で、丹波市の道の駅「丹波おばあちゃんの里」では今年春にオープンしたレストランで黒豆うどんも提供。もちもちのうどんに黒豆の風味が練りこまれた素朴な一品だ。
丹波栗―本格スイーツに舌鼓
スイーツでは丹波栗も負けてはいない。特に丹波市が産地で、粒の大きさ、甘みと栗特有の渋味がほどよく、全国的にも人気を集める。丹波栗スイーツは素材の良さをそのまま生かすのが特徴。ロールケーキや羊羹など多彩なスイーツに、特に女性は吸い寄せられる。丹波市内の和・洋菓子店のほか、福知山市の「足立音衛門」の「栗のテリーヌ」を求めてまわるのもいいだろう。
スイーツの後は北近畿随一の茶産地・綾部市の「綾部茶」でさっぱりと。
丹波若狭 旅のおすすめサイト
- 篠山市観光情報【兵庫県】
- 丹波市観光協会【兵庫県】
- 綾部市観光ガイド【京都府】
- 福知山市ドッコイセ観光ガイド【京都府】
- 若狭路インターネットナビゲーター【福井県】
- 北近畿広域観光連盟「まるごと北近畿」