山、海と渓谷を体感する 大江山や蘇洞門
自然こそが魅力の真骨頂 アクティブ女子が山海を行く
山も海も輝きだす春は、自然そのものを体で感じたい。丹波・若狭は自然体験こそがその魅力の真骨頂。トレッキングに繰り出し、アクティブな春を楽しもう。
酒呑童子伝説で知られる福知山市の大江山。鍋塚、鳩ヶ峰、千丈ヶ嶽の連山の総称で、登山の名所としても名高い。大江山登山は、その登山口の1つ、北原地区からスタートするのもいい。この地は、平家の落人伝説が伝わり、氏神・熊野神社や酒呑童子伝説を伝える鬼嶽稲荷神社などこの地の歴史に触れられる史跡が多い。棚田や炭焼き伝承の小屋、清流・北原川などを組み合わせて、歴史と自然を楽しみながらのウオーキングも趣深い。
丹波市・篠山市は渓谷、滝の宝庫。丹波市の独鈷(どっこ)の滝は落差18メートルの一条の滝で、弘法大師が仏具を投げ、突き刺さったところからこの滝が流れだしたという伝説が伝わる霊験あらたかな地だ。森林の中に巨岩や奇岩の間を清流が流れ、小滝が点在する日ヶ奥渓谷、8つの滝が見どころの篠山市の筱見四十八滝など通好みのスポットも豊富。
綾部市ではスポーツ。約3ヘクタールの広大な敷地を有する二王公園にはグラウンドゴルフ場があり、鮮やかな芝生の上で清々しい一日が過ごせる。
若狭に繰り出すと海。若狭・小浜湾のリアス式海岸は特有の風光明媚な景観を生み出した。小浜市の蘇洞門(そとも)は、花こう岩が方状節理にそって海食されてできた奇岩や洞窟、断崖から流れる滝などが約6キロも続く。船が通れるくらいの洞門もあり、遊覧船でその豪壮な自然の造形美を間近で眺められる。高浜町には高さ約260メートルの大絶壁・音海の断崖もあり、日本海の雄大な眺めは、渓谷とはまた違った趣きに満ちている。
海沿いレジャーも充実。美浜町の「シーパーク丹生」は海水浴場やキャンプ場、釣り桟橋などが整備されているほか、3月には遊歩道も完成予定で楽しみが広がる。おおい町の「うみんぴあ大飯」は本格的なマリーナや小浜湾周遊が楽しめる青戸クルージングで海を存分に楽しみたい。エネルギーについて学べる「エルガイアおおい」や宿泊施設、温浴施設も備えており、ファミリーにも最適だ。
丹波若狭 旅のおすすめサイト
- 篠山市観光情報【兵庫県】
- 丹波市観光協会【兵庫県】
- 綾部市観光ガイド【京都府】
- 福知山市ドッコイセ観光ガイド【京都府】
- 若狭路インターネットナビゲーター【福井県】
- 北近畿広域観光連盟「まるごと北近畿」