桜舞う春の喜び 篠山では「さくらまつり」
12/03/08
篠山城跡、福知山城に桜が映え、川代公園、小浜公園が春の醍醐味を体現
丹波・若狭の春の一番の見どころは花。自然豊かな地らしく花の名所が点在する。なかでも桜は、満開になれば春本番。各地でイベントが開かれ、その美しさに酔いしれて春の喜びを感じたい。
篠山市の篠山城跡周辺では3月下旬―4月中旬にかけて、約1千本ものソメイヨシノが咲き誇る、兵庫県下屈指の桜の名所。城郭一帯と河原町王地山公園に桜の花が舞い、城下町ならではの春の風情を演出する。濠に映る満開の桜の光景が美しく、開花期間中は多くの人で賑わう。
毎年恒例の「丹波篠山さくらまつり」は、今年は4月7―8日に開催。篠山城跡三の丸広場を会場に、地元が誇る伝統工芸・丹波焼の陶器市や銘木変木市、お花見巻き寿司弁当の販売など多くのイベントが開かれる。お花見はもちろん、篠山をまるごと楽しめる2日間だ。時間は10―16時。
また、開花期間中はボンボリによるライトアップも。ほのかに浮かびあがる夜桜と篠山城跡のコントラストが春の篠山を幻想的に彩る。
丹波市では川代公園。川代渓谷の奇岩や吊り橋、周囲の山々の風景に川沿いの約300本の桜が映える。見ごろは4月上旬―中旬。例年「さくら祭り」も開かれる。
福知山市では4月上旬―中旬、市のシンボルともいえる福知山城が満開の桜に彩られ、その存在感が一層増す。このエリア唯一の天守閣を有し、望楼からの眺める市内の景色は壮観。桜の季節は一年で一番の賑わいを見せ、夜間はライトアップされた城と夜桜が春の風情を際立たせる。
若狭エリアからは小浜市の小浜公園。公園内を流れる青井川沿いの約300本の桜が3月下旬―4月中旬に見ごろを迎える。この時期にはボンボリでライトアップされるので、夜の散策を楽しみたい。
丹波若狭 旅のおすすめサイト
- 篠山市観光情報【兵庫県】
- 丹波市観光協会【兵庫県】
- 綾部市観光ガイド【京都府】
- 福知山市ドッコイセ観光ガイド【京都府】
- 若狭路インターネットナビゲーター【福井県】
- 北近畿広域観光連盟「まるごと北近畿」