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カタクリ、フジ、シャクナゲ―彩り鮮やか花の競演

3月下旬から各地で見ごろ 氷上、白毫寺、西紀

丹波―若狭路の春の花めぐりは桜以外にも見どころたくさん。可憐な花から目にも鮮やか絢爛な花まで、春の匂いを求めて―。

丹波市からはまず氷上町清住のカタクリを。関西には珍しくカタクリの群生地があり、3月下旬―4月上旬の晴れた日、クヌギ林の中に薄紫色の可憐な花を咲かせる。開花に7―8年かかるといわれる貴重な花を見ようと多くの観光客が訪れる。

ゴールデンウイークになると白毫寺の九尺フジが見ごろを迎える。藤棚から150センチもの長い花の房を垂れて紫のカーテンを敷いたさまは優美の一言。5月5日には「九尺ふじまつり」も開かれる。

白毫寺九尺フジ

紫のカーテンのような
白毫寺の九尺フジがつくる幽玄の世界

篠山市では西紀シャクナゲ公園のシャクナゲが4月下旬―5月上旬に花を咲かせる。その美しさは「荘厳」の花言葉通り。4月下旬のシャクナゲ祭りでは展示や販売など多彩なイベントが催される。

春から初夏にさしかかるころにはアジサイが。福知山市の觀音寺は「関西花の寺霊場」の第一番札所で、別名は「あじさい寺」。6月には境内の100種1万株のアジサイが次々と開花し、訪れた人の目と心を和ませる。

綾部市では4月中旬―下旬、花の寺霊場第二番札所の楞厳寺のミツバツツジが見逃せない。グンゼ博物苑敷地内の「綾部バラ園」には100種1千本のバラなどが植えられており、春は5月が見ごろ。由良川河川敷に整備された「由良川花庭園」でゴールデンウイーク中に開かれ花壇展も春の喜びを伝えてくれる。6月は東光院のアジサイが鮮やかに咲き誇る。

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