小坂の滝を歩く 巌立峡でガイドツアー
12/07/30
「山ガール」もチャレンジ
下呂市小坂町は霊峰・御嶽山のふもとの“滝のまち”。豊かな水と急峻な地形が生んだ216もの滝を有し、その数は日本一だ。「岐阜の宝もの」第1号にも認定された滝の郷を、涼と自然を求めて歩く。
小坂の滝めぐりは13のコースがあるが、初級者にはガイドと歩く「小坂の巌立ピクニック―覚明トレイルツアー」がおすすめだ。がんだて公園から初級コースの定番・三ツ滝、かつて覚明行者が開いた御嶽山の登山道をたどり、巌立峡上のコナラで覆われた原八丁などを往復2時間で歩き、巌立峡・小坂の自然に親しむ。
今年は往復4時間のロングコースも登場。「あかがねとよ」と唐谷滝といった見どころへも足を延ばす。「小坂の滝弁当」(700円)など昼食を挟んでのトレッキングは熟練者も楽しめる。
開催日は11月末までの土日祝日。料金はショートが大人1500円、ロングが同3千円。問い合わせは、NPO法人飛騨小坂200滝 電話0576―62―2215。
また、今年から下呂バスセンター、下呂駅とがんだて公園を結ぶシャトルバスが登場。毎日運行で、滝めぐりへの挑戦がさらに便利になった。料金は片道大人940円。