観光拠点続々オープン 鳥羽港・マリンターミナル、相差・海女の家、大王・ギャラリー
外観も魅力・鳥羽マリンターミナル
鳥羽港(佐田浜)に4月、「鳥羽マリンターミナル」がオープンした。市営定期航路の発着点としてだけでなく、鳥羽の新しい観光交流拠点として賑わいをみせている。
1階は菅島や答志島、神島への定期航路や観光周遊船の乗り場のほか、観光情報コーナーも設置。2階は鳥羽湾を一望できるラウンジ、デッキがあり、景色を楽しみながらゆっくりと過ごせる。真珠のネックレスをイメージした白い曲線が目を引く外観など、観光スポットとしての機能も果たしている。
海女さんの家で文化を知る 五左屋
海女と漁師の文化が色濃く根付く、鳥羽市相差。パワースポットとして人気の神明神社「石神さん」もあり、鳥羽観光で欠かせないスポットだ。
その参道沿いに3月、海女の文化を伝える施設「海女の家五左屋(ござや)」がオープンした。築80年の古民家を再生した建物に、海女さんたちと会話を楽しんだりくつろいだりできる和室「海女の語り部屋」や、海女さんが採った素材で調理する台所などを配しており、海女さんの暮らしぶりが体感できる。
海女さんや海がテーマの書籍を揃えた図書コーナーや休憩コーナーもあり、観光拠点に最適。カキの醤油やドレッシングをはじめ鳥羽の特産品や、石神さんの「恋みくじ」など鳥羽・相差関連のグッズショップも。
入館は無料。開館時間は9―17時。
絵かきのまち・大王町に美術ギャラリー
志摩市大王町は、太平洋と英虞湾に挟まれた風光明媚な地。大王埼灯台や石畳の坂道、夕景、そしてそこで暮らす人々―。心を揺さぶる情景が溢れ、絵画に親しむ人に愛されてきた「絵かきの町」だ。
その大王町に4月、「絵かきの町・大王 美術ギャラリー」がオープン。同町の大王支所の一部を改修し2―3階にアートスペースを用意した。
3階は、同市出身の大正―昭和期の洋画家・平賀亀祐の記念館。世界最古の国際展で日本初の金賞を受賞した名画家の絵画や生前使用していた愛用品などを展示し、その功績をたたえている。
2階は同町で隔年に実施されている絵画展「大王大賞展」の優秀作品などの絵画を展示。貸しギャラリーとしても利用できる。
入館料は一般200円、高校生・大学生100円、中学生以下無料。
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