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「扇野の里」をブランド化 鳥羽の資源に物語性を

歴史文化、自然を感じさせる里山

鳥羽はどちらかといえば”海の里”というイメージが強いが、鳥羽の文化や歴史、自然を感じさせてくれるのが樋の山(ひのやま)と呼ばれる「扇野の里」。現在、この扇野の里を里山としてブランド化しようという動きがある。

同地では作家・山本周五郎がこの地で過ごした印象を「扇野」という恋物語にまとめた。鳥羽の偉人・御木本幸吉、彼が師と仰いだ二ノ宮尊徳の2人を顕彰する地でもある。

そのほか、自然環境を学び、国内外から集めた4千体を越える音を奏でる人形がある「めだかの学校」、戦国時代の武将・九鬼家の菩提寺「常安寺」、幸せの黄色いお守りが人気の「金刀比羅宮鳥羽分社」、温泉を楽しめる旅館、鳥羽を一望できるロケーションといった資源が数多く点在するのが「扇野の里」だ。

めだかの学校

「めだかの学校」では
自然環境を学ぼう

こういった資源の持つ特徴に物語性をもたせてつなぎ、商品企画やイベントを開くことで、「扇野の里」をブランド化しようというもの。

今後、扇野の里山まつり、周五郎まつりといったものを四季のイベントとしてどのようにまとめていくか、検討する。

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