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上高地をネイチャーガイドと歩く 学習旅行もサポート

様々なコースとテーマ

「上高地ネイチャーガイド協議会」がガイドウォークの推進や、上高地で行う学習旅行の企画、サポートに力を入れている。メンバーは上高地を拠点にガイド活動を行っている上高地白樺自然学校(ホテル白樺荘内)、上高地登山案内人組合、上高地ナショナルパークガイド(五千尺ホテル内)、信州まつもと山岳ガイド協会やまたみの4団体。ガイドの育成や認定ガイド制度により、上高地のガイドやガイドプログラムの向上に取り組んでいる。現在、約70人の認定ガイドが活動している。

各団体それぞれにガイドウォークの催行や、旅行会社や学習旅行へのガイドの派遣などを行っている。認定ガイドが案内するガイドウォークには、ネイチャーウォークのほか、主に動物の痕跡を探すアニマルトラッキング、巨木を訪ねるツリーウォッチングやフラワーウォッチング、バードウォッチングやナイトウォークなどがある。例えば小梨平散策1時間コース、河童橋―大正池片道2時間コース、河童橋―明神片道3時間コースなど、通常のハイキングの倍ほどの時間をかけてゆっくり案内する。

このほか学習旅行や体験プランでは、班ごとにチェックポイントを回り、課題をクリアしながらゴールを目指す「上高地わくわく発見ラリー」、上高地の植物、野鳥、動物、山岳、森林、自然史をウォーキングしながら学ぶ「上高地ネイチャートレイル」などを用意しているほか、カスタマイズにも対応する。

問い合わせは、電話080―9287―2638まで。

上高地ネイチャーガイド

ガイドが案内する
ネイチャーウォーク

環境省の上高地ビジターセンターでも、4月29日の上高地開山祭の日から、11月3日の閉山式の日まで、自然観察ガイドウォーク2コースを実施している。

小梨平にある上高地ビジターセンターから大正池までのガイドウォークは月水金曜日の実施。8時45分に出発し、途中の旅館ホテルでも参加者を募り、自然観察しながら大正池まで歩き、11時ごろに解散する。明神池コースは火木土日曜日に実施。出発は9時、11時ごろに明神池で解散する。

どちらのコースも所要時間は2時間程度。料金は大人、子どもともに500円。

同センターでは環境省の委託を受け、日本語・英語併記の道標の設置を進めている。個人で訪れる外国人でも気軽に上高地散策が楽しめる。

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