観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

歩いて楽しい月岡温泉 県内全蔵元の試飲や飲泉処

開湯100年機に魅力続々増強

昨年、開湯100周年を迎えた月岡温泉。硫黄の含有量が国内2位という、有数の硫黄泉は色、匂い、触感までも心地いい。開湯100年に温泉街に新たな資産も加わって、まち歩きの楽しさも増した。

100周年を記念して、新しい街中施設がいくつかお目見えした。このうち月岡温泉誕生の場所には「手湯の杜」が完成。源泉を手湯や湯掛け像、飲泉で楽しめる。飲泉処の看板には「自称日本一まずい温泉」とあり、なおさら試してみたくなる。

月岡温泉

月岡温泉街では足湯(写真)のほか
手湯や飲泉も体験できる

新潟の全90蔵元の地酒をそろえたのは「蔵KURA」。店内には軽食やつまみ、アルコール類を用意。試飲のほか限定酒も購入できる。

蔵KURA1カ所で新潟の地酒を堪能するのもいいけれど、古くからの地酒めぐりプラン「越後の酒天湯子(しゅてんとうじ)」も健在。イベント参加店や観光協会で、5杯分の酒めぐりチケットとぐい飲みのセットを600円で購入し、温泉街をまち歩きしながら、杉玉と暖簾が目印の飲食店や旅館、商店で越後の地酒を賞味できる。

「新潟プレミアムセレクション旨UMAMI」は、旨味成分を集めた新感覚のお土産屋。オリジナルの干物や海産物、味噌やダシ、漬物、糀ドリンクなどをラインナップ。無料の熱々ご飯を食べながら商品の試食ができるのも、新感覚。

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