観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

新潟大周遊時代へ(2) 越乃Shu*Kura

地酒を味わう 上越妙高―十日町

列車のコンセプトは地酒。Shu*Kuraは酒の蔵でもある。全席指定で、びゅう旅行商品専用の1号車(定員34人)、地酒の試飲や生演奏を楽しむイベントスペースの2号車、一般旅客用3号車(定員36人)の3両編成で上越妙高と十日町を結ぶ。

越乃ShuKura

新潟が誇る酒と肴が楽しめる
「越乃Shu*Kura」

2号車のサービスカウンター「蔵守Kuramori」では、常時5種類の銘柄を利き酒でき、気に入った銘柄を購入できる。酒樽に似たスタンディングテーブルが置かれたイベントスペースでは、ジャズなどの生演奏が往路復路とも各3回20分程度ずつ披露される。

越乃ShuKura

車内では生演奏も

また、運行日により変わるイベントも好評。特に蔵元従事者による酒にまつわる話を聞きながらの試飲は人気だ。

4人掛けボックスシートと、窓方向に向く2種類のペアシートが置かれた1号車では、季節ごとに変わる料理が用意される。地元の食材を中心にメニュー化した新潟の味が旅に彩を添える。

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