ホーム > 今すぐにでも出たくなる旅 > 東日本 > 箱根は春がいい―新緑と花めぐり >

国内最大の温泉リゾートの春　富士が際立つ彩り

13/01/30

季節の花と新緑を　宿泊でゆっくりと

国内最大の温泉リゾート、箱根温泉郷。箱根17湯とも20湯ともいわれる日本を代表する温泉郷には近年、日本人旅行者ばかりではなく、外国人旅行者も多い。芦ノ湖越しに見る富士山と赤い鳥居は世界にもっとも知られた日本を代表する景色の一つかもしれない。毎年、さまざまなドラマが繰り広げられる正月の風物詩、箱根駅伝の喧騒が終わり、今、箱根は静かに冬景色のなかにある。

芦ノ湖越しに見る富士山と赤い鳥居。
観光に日本を代表する景色だ

箱根旧街道歩きも
滞在の楽しみ

そして春、箱根は花から新緑の季節を迎える。一般的に花の名所として知られることは少ない箱根でも、３月には箱根湿性花園がオープンしミズバショウやザゼンソウが出迎え、箱根強羅公園では季節の花が絶えることはない。桜なら宮城野早川堤の桜並木や、恩賜箱根公園からの桜越しの富士、丸く刈られた緑のツツジが赤や白に花吹くのは５月。小涌谷温泉の蓬莱園のほか美しいツツジの庭園を持つ旅館ホテルもある。新緑のなか、花めぐりをハイキングでつなぐのも楽しい。そして６月中旬から、箱根はあじさい電車目当ての観光客で賑わう。春の箱根の見どころや泊まりどころを紹介しよう。