観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

女将目線で商品開発 「こはぜの会」が新風/蒲郡

スイーツやお酒 新展開で蒲郡の魅力発信

蒲郡市・がまごおり温泉郷の旅館女将でつくる「こはぜの会」の活動が近年、活発化している。女将目線で新商品の開発や体験企画を展開、蒲郡に新しい風を吹き込んでいる。

同会は2004年に結成。着物を着た女将のイメージと人との交流を大切にするという観点から、足袋を留める金具「こはぜ」を名称に用いた。当初は女将同士の交流や研修に力をいれていたが、11年から自分たちも蒲郡の魅力を発信しようと企画の展開を本格的にスタートさせた。

まずは11年に女将自らが蒲郡をイメージして考案した「蒲郡女将スイーツ」を発表。同年に行われたオンパクin蒲郡で全スイーツを集めて「スイーツカフェ」を実施したところ好評で、12年からは毎月第2水曜に定期開催化した。開催旅館は持ち回りで、参画旅館すべてのスイーツが味わえる人気企画だ。

女将スイーツ

女将スイーツは旅館の個性の競演

続いて、三河の日本酒文化にも着目。地酒を飲み比べできる「女将ほろよいセット」やおつまみとお酒の「旬彩ほろよいセット」も開発し、12年のオンパクでは日本酒講座も開催した。

お酒の飲み比べセット

お酒の飲み比べセットも好調

さらには12年8月にオリジナルブランド「こはぜの会 笑顔」も立ち上げ。「旬彩ほろよいセット」のオリジナルボトルや、蒲郡特産のみかん果汁を使った餃子やポン酢、ドレッシングも登場させるなど女性目線、女将目線の企画展開は勢いを増すばかりだ。

同会では今後も、おもてなしと蒲郡の魅力発信に注力していくという。

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