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観光交流立市・蒲郡 今秋はエリア拡大「みかわdeオンパク」

愛知県内でも目立って元気なのが蒲郡市。個性豊かな温泉が点在する県内最大の温泉地で、体験や食など地域の魅力の磨き上げが進み、各旅館ホテルも競い合うようにプランを充実させる。「観光交流立市」蒲郡の元気の秘密に迫ってみよう。

地域そのものを楽しむ 86の遊び提案

蒲郡・三河の魅力を体感できる地域イベント「みかわdeオンパク」が10月5日―11月10日に開かれる。昨年までは蒲郡市が舞台だったが、今年は蒲郡を中心に、エリアを東三河地域と岡崎市、西尾市まで拡大。多彩な体験プログラムを86種類用意し、温泉、自然、食など三河ならではの遊び方を提案する。

「オンパク」とは「温泉泊覧会」の意。蒲郡市では2011年からスタートした。

体験プログラムは「イベント・祭り・スポーツ」「食べる・飲む」「農業・漁業」「クラフト」「知識・学び」「ヘルス・ビューティー」の各分野で設定。

「イベント・祭り・スポーツ」では、三河湾でのクルーズがおすすめだ。三河ベイクルーズ「蒲郡ぐるりん船」で竹島や三河大島・小島など三河湾の美しい風景を間近で味わったり、高速船「はやぶさ」でクルーズとラグーナ蒲郡、佐久島の自由散策を楽しんだりとプランは豊富。一方、岡崎では、人気のご当地キャラ「オカザえもん」とジャズを楽しむプランや、10月27日まで開催中の「あいちトリエンナーレ」岡崎会場など文化に触れるのもいい。

竹島

美しい竹島の風景

「食べる・飲む」では地元グルメに舌鼓。「蒲郡・三谷のB級グルメ食べ比べ」は100円チケット5枚つづりを購入し、観光施設や商店街でメヒカリやタコのから揚げ、みかんジュースなどを食べ歩く。豊橋ではカレーうどんづくり、豊川ではいなり寿司食べ歩きなど近年話題の食がずらりと並び、どこに行こうか迷ってしまう。

「農業・漁業」では蒲郡・西浦パームビーチでの「家康鍋と地引網」に注目。力をあわせて地引網を体験し、漁師が徳川家康のために用意したといわれる鍋を味わい、郷土芸能「ちゃらぼこ太鼓」を聴くという地元の風土に浸かるプログラムだ。

地引網

蒲郡・西浦で行われる
「家康鍋と地引網」

「クラフト」は西尾で豆たたみづくり、「知識・学び」は豊橋鉄道の運転体験、「ヘルス・ビューティー」はラグーナビーチでのノルディックウオークなど、それぞれ個性的なプログラムが充実している。

プログラムの参加は、ウェブサイト(http://www.taikenplan.jp/)から予約を。

問い合わせは事務局(蒲郡市観光協会)電話0533―68―2526。

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