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「志国高知幕末維新博」第二幕―維新150年で歴史紀行盛り上げ(2) いよいよオープン「坂本龍馬記念館」

「龍馬と心通わす・遊ぶ」 新館建設で深み増す

高知県立坂本龍馬記念館は坂本龍馬像がたつ高知市桂浜の高台に立地。17年4月1日から改修のため休館していたが、本館リニューアルに加え新館が建設され、より深みを増して復活する。

本館に隣接して新しく登場する新館のテーマは「龍馬と心通わす」。龍馬の生涯を、誕生から江戸での修業、脱藩、勝海舟との出会い、薩長同盟、大政奉還までの実物資料の展示などを通して紹介。龍馬の愛刀「吉行」と同じ刀鍛冶が作った「陸奥守吉行」、寺田屋事件の際に応戦したものと同型の銃、併設するジョン万次郎展示室も通して、龍馬と新時代の幕開けが迫る幕末の日本の姿を伝える。

企画展はオープン初日から7月9日まで「土佐に遺された龍馬の『志』」を開催。「大笑い」「新国家」など近年注目を集める、脱藩前から暗殺直前までの県内に残る龍馬直筆の手紙を展示する。

坂本龍馬記念館

高知市桂浜の高台に立地する県立坂本龍馬記念館
(パース)

本館は「龍馬と遊ぶ」をテーマに、見て触れることで、日本から世界へと羽ばたく龍馬の精神に触れる体験型施設。勝海舟との出会いや薩長同盟の様子を視覚的に伝えるほか、亀山社中と海援隊など龍馬を語る上で欠かせない「船」について船を模した空間で紹介する。幕末の偉人の写真館も見どころ。

開館時間は9―17時。無休。

観覧料は企画展開催期間中が大人700円、企画展のない期間が同490円。高校生以下は無料。団体割引、手数料の設定もある。

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