エコ先進地を学ぶ 真庭でバイオマスツアー
17/05/24
自然と共生する術 本格的な学びを
真庭観光連盟では通年でエコツアー「バイオマス真庭」を実施している。自然と共生する「バイオマスタウン」を掲げる真庭市のエコ活動の現場に触れ、学びを深めてもらう。
ツアーは２００６年12月にスタート。16年10月には参加者が累計で２万人を突破するなど人気企画として定着している。対象は旅行者から行政、企業、学生まで幅広い。
Ａコース「バイオマスタウン真庭視察コース」、Ｂコース「バイオマス真庭体験学習コース」の２コースを用意。Ａコースは行政や大学など専門分野の人が対象で、固形燃料ペレットの製造や発電プラントの見学など、真庭市が目指す地域の暮らしなどバイオマスによる地域づくりを学ぶ。Ｂコースは真庭の林業や木材業の歴史から環境意識の向上につなげていく。初めてバイオマスを学ぶ人や林業、木材のことを知りたい人向け。
林業を学ぶ
料金はＡ、Ｂコースとも日帰りは８千円。１泊２日はＡコースが１万５０００円、Ｂコースが１万５０００円＋体験料。体験メニューは自然公園での自然観察や林業、酪農などの体験や農作物の収穫、木造建築古民家見学がある。温泉街のエコ活動、温泉プールの燃料利用など９カ所のオプション視察も用意している。
