水族館で"猫" 鳥羽水族館、「スナドリネコ」を展示/鳥羽
16/03/24
“漁をする”ネコ
鳥羽水族館は新しい展示方法を数多く取り入れる「超水族館」として知られるが、昨年開館60周年記念事業の一環で、水辺に生息し水に入って漁をする猫、スナドリネコの展示を始めた。
一般公募でオスはサニー、メスはパールと名付けられた。水族館でスナドリネコの展示は初めてとあって、多くの猫好きを喜ばせている。
スナドリネコは漁をするという意味の「漁(すなど)り」から付けられた和名で、英名は「フィッシングキャット」。主にインド、スリランカ、ジャワ、スマトラなどの川辺や湿地に生息する。
スナドリネコは昨年オープンした体験型展示施設「奇跡の森」で見ることができる。
鳥羽水族館は1955年に開園。現在の飼育種類数は1200種に及ぶ日本一の水族館として知られる。
生き物の種類や棲息環境に合わせて12ゾーンに分けられた館内の通路の全長は約1.5キロあり、来園者が興味を持つテーマを存分に見てもらえるよう観覧順序をなくした自由通路になっていることが特徴だ。
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