海外観光客が急増する伊勢志摩 注目は海女小屋体験
海女文化と魚介類を楽しむ
伊勢志摩サミットは日本の海女文化を広く情報発信する絶好の機会であり、国内外で海女の注目度が高くなるのはまちがいない。
現在、鳥羽・志摩両市には現役の海女が約750人。この数は国内の海女の半数近くになり、ダントツに多く、伊勢志摩の自慢のひとつ。
海女の数だけでなく鳥羽と志摩には他地域にはない一定の人数を収容できる海女小屋が4カ所あり、海女との話や食事をしたりする「海女小屋体験」はここ数年、訪れる観光客が絶えない。ツアーに組み込む旅行会社も少なくない。
鳥羽の海女小屋はちまんかまどは110人まで収容可能で、海外からの観光客が急増している。海女漁の話、海女さんの相差音頭の踊りや海女コスプレ体験が好評だ。
料金は海女小屋料理体験が1時間15分で大人4人以上1人3780円。サザエ・大アサリ・バタ貝・鯛の刺身・伊勢エビ汁などの料理内容から伊勢エビ・アワビ付の豪華なコースもある。海女の話を聞くおやつ体験は、大人4人以上で1人2160円。貝と干物に自家製ハブ茶が付く。
志摩の海女小屋体験施設「さとうみ庵」は、小屋の中央に配した囲炉裏を囲んで伊勢志摩の旬の食材を味わいながら、海女との雑談を楽しむ。
基本コースは大人3人以上で1人3500円(2人の場合は1千円増し)。料理は桧扇貝2個、さざえ2個、スルメイカ一杯、干物2種類、青さの味噌汁、ひじきの釜飯がつく。3―4月限定のデラックスプランもあり、大人3人以上で1人8千円。
海女小屋体験は全国の旅行会社の旅行商品として取り扱われているが、関係者は「サミットで注目される伊勢志摩にお越しになったら、ぜひ体験し、海女文化に触れてほしい」と話している。このほか鳥羽には相差、答志島にも海女小屋がある。
詳細や申し込みは、海女小屋はちまんかまど 電話0599―33―1023、海女小屋体験施設「さとうみ庵」 電話0599―85―1212へ。
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