冬の下呂の夜を彩る「花火ミュージカル」
15/10/02
花火と音楽がコラボレーション
下呂温泉に泊まる楽しみは、温泉入浴だけではない。夜の大きな魅力として定着している「下呂温泉花火ミュージカル」は、温泉街を流れる飛騨川沿いで行われる花火と音楽がコラボレーションした一大イベント。宿泊客に大きな感動を与え、これを目当てに訪れるファンも多いという、今や下呂の１つの顔になった。
花火ミュージカルは２０００年からスタート。以降毎年、８月の夏公演と12月の冬公演が開催され、１イベントで打ち上げられる花火は１万３千発に上り、オリジナリティあふれる内容もあって人気を集めている。
ミュージカルというだけあって、クラシックからポピュラー、その年の話題の曲に合わせて花火を打ち上げ。花火は、世界花火師協議会で世界一に輝いた花火師が趣向を凝らした新作で、同じ演出の花火はなく、毎回新しい花火と音楽を楽しめるのも魅力の１つだ。華麗な音楽と豪快な花火の光が生む幻想の光景は圧巻の一言。
音楽と花火の競演
「下呂温泉花火ミュージカル」
今年の冬公演は12月の毎週土曜の５、12、19日に開催。20時から15分ながら圧倒的な感動の時間が流れていく。
クリスマスイブの同24日には「クリスマス特別公演」と題して、過ぎゆく一年への感謝や思いを乗せた花火で２０１５年を締めくくる。特別な演出や企画もあり、盛り上がりは必至。時間は20時から30分間。
また例年、１―３月の毎週土曜日には「冬の下呂温泉 花火物語」も開催している。
花餅や冬の星座、バレンタイン、お雛様といったテーマで毎週異なる花火を打ち上げる「花火の歳時記」で、10分間に約２千発の花火が打ち上げられる。
