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あわら温泉・まちの賑わい創出(2) 石畳や光る歩道-温泉街の美観整備

まち歩きの魅力高める

あわら市が進める都市整備計画「温泉情緒あふれる華やぎのまちづくり」。北陸新幹線金沢開業や、7月20日に完成した舞鶴若狭自動車道全通で増加が見込まれる観光客に「新しいあわら」を感じてもらうため、温泉街の魅力アップを図ろうというものだ。

計画でポイントに挙げるのが「まち歩きの動機となる修景」「観光拠点」「賑わいを生む仕掛け」の整備。まず、観光拠点については4月に足湯施設「芦湯」をオープンさせた。

次に修景整備に着手。あわら温泉街のメーンストリート・市道田中々舟津線を温泉情緒溢れる空間として生まれ変わらせる。湯のまち広場から北へ約300メートルの区間に石畳の歩道を整備し、照明や休憩設備、植栽を施すことで美観を向上させる。これまで歩道はなかった。さらに道路沿いにせせらぎの水路も設けることで、まち歩きを楽しめる要素がそろう。

工事はすでに始まっており、北陸新幹線が開業する来年3月には完成する予定という。

市道田中々舟津線

市道田中々舟津線

現在の市道田中々舟津線(上)。
これが下のように風情ある趣きに生まれ変わる
(イメージ)

このほか、温泉街を東西に貫く市道中央線にも石畳の歩道と照明、えちぜん鉄道・あわら湯のまち駅から線路沿いを西へ延びる市道芦原三国線には蓄光石をちりばめた「光る歩道」を新設することも計画している。

また、温泉街のなかに花の植栽空間「まちなかポケットパーク」を整備して美観を形成。あわら湯のまち駅南口には駐車場を設け、まち歩き客の安全性向上も図る。

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