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「道後・松山観光の父」の生きざま描く 坊っちゃん劇場で11月まで公演/東温

明治の道後をミュージカルで

愛媛県東温市の「坊っちゃん劇場」は2006年にオープンした地元密着型劇場。愛媛や四国ゆかりの人物や伝説をテーマにしたミュージカル作品を1年がかりで上演している。

現在、道後温泉本館改築120周年記念として「道後湯の里―夢を実現させた男、伊佐庭如矢ものがたり」を上演。9本目となる今回は、明治23年に道後温泉本館改築に踏み切った道後湯之町初代町長(当時)の伊佐庭如矢氏が主人公だ。「道後・松山観光の父」と称される如矢氏の生き方と夫婦愛を軸に、100年先を見据えて挑んだ明治人の姿を情緒たっぷりに描いている。

坊っちゃん劇場

道後温泉を舞台に繰り広げられる公演

作・作詞は同劇場名誉館長で脚本・演出家としてその名を知られるジェームス三木さんが担当する。三木さんはこれまで開館第1作となった「坊っちゃん!」をはじめ「龍馬!」、「正岡子規」を手掛けた。演出はわらび座の栗城宏さんが担当する。

上演時間は120分。期間は4月11日を皮切りに11月14日まで公演。料金は全席指定で一般3900円(前売3600円)。

松山市駅から坊っちゃん劇場のあるレスパスシティ間には、毎日無料のシャトルバスが運行している。

問い合わせは、同劇場 電話089―955―1174。

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