吉永小百合さん、49年ぶりに「潮騒」神島に再訪
13/07/09
島民のラブコールに応え
女優の吉永小百合さんが6月2日、ヒロインとして主演した映画「潮騒」(1964年、日活)の舞台、鳥羽市の神島を49年ぶりに訪れた。
鳥羽市では潮騒のクライマックスシーンに使われた旧陸軍施設「監的哨(かんてきしょう)」を耐震補強・改修、定期船乗り場付近を「潮騒公園」として整備し「三島文学・潮騒の地」のモュニュメントを設置したのを機に島民から吉永さんとの再会を望むラブコール。それが吉永さんに伝わり訪問が実現した。
神島は鳥羽港から約14キロ、総面積は0.76平方キロメートル。周囲3.9キロ、人口約400人。映画の撮影時、吉永さんは10日間滞在した。
吉永さんが訪れた2日、島には約2千人のファンが集まった。島民との交流会では撮影当時のエピソードなどを語り合った。吉永さんは「過去を振り返ることは好きではなく、撮影場所を訪れることはほとんどない。今回は皆さんの力です」と話していた。
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