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縁結びやパワー求め女性客増 周遊バス豊富に運行/出雲

神々の国のご縁を求めて

島根県内で、縁結びやパワースポットめぐりなどをテーマにした周遊バスが快走している。出雲エリアを訪れる若い女性客が増えたことも追い風だ。

「神々の国しまねパワースポットバス」は、須佐神社や稲佐の浜、出雲大社、八重垣神社など縁結びゆかりの地やパワースポットを巡る。昨年は131回運行し、約2300人が乗車した。大半は若い女性客だったという。所要時間は約9時間。料金は3千円。4月1日―12月23日までの土日祝日に運行し、ゴールデンウイークや秋のトップシーズンには月曜日と金曜日も運行する。JR松江駅のほか松江しんじ湖温泉、玉造温泉でも乗降ができる。

「神々の国しまねゑびす・ご縁バス」は、5つの観光施設の入館券がつくお得感のある周遊バス。アメリカの日本庭園専門誌で9年連続世界一に選ばれた足立美術館、安来節の殿堂・安来節演芸館、年間通じて牡丹が観賞できる由志園、ゑびす様を祀る美保神社などを回る。4月1日―6月30日と10月1日―11月30日の土日祝日に運行する。所要時間は約9時間。料金は5千円。

出雲大社の遷宮を記念して走るのは「神々の国しまね古代出雲浪漫バス」。出雲大社はもちろん古代出雲歴史博物館、荒神谷博物館などをめぐる。6月30日までの土日祝に運転し、JR出雲市駅発着で所要時間は約7時間30分。料金は、施設入場料込みで3500円となっている。

「ヤマタノオロチ伝承バス」などの周遊バスや観光タクシーも設定されている。

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