1万超の雛人形に圧倒 和歌山県那智勝浦町
13/02/14
まちなかを雛人形で彩り 今年は「ビッグひなめぐり」も
和歌山県那智勝浦町で2月3日から3月31日まで「南紀勝浦ひなめぐり」が開かれている。台風被害からの復興の願いを込め初めて開催された昨年からさらにパワーアップ。1万体を超える「ビッグひなまつり」や期間中はグルメイベントもあり、まちの力を結集して賑やかに桃の節句を祝う。
期間中はJR紀伊勝浦駅や駅前商店街など市中心部を舞台に雛飾りを展示。5カ所の展示場のほか、店舗などまちのいたるところで雛飾りが楽しめる。いざかた通り商店街は期間中だけ「かぐや雛商店街」と名を改め、竹に入った雛人形を飾る念の入れようだ。飾られる雛人形は約4千体。雛飾りを楽しみながらまちを散策し、那智勝浦の良魅力を再発見しよう。
メーンイベントともいえるのが「ビッグひなめぐり」。3月1―3日、同町体育文化会館に1万3300体もの雛人形がズラリと並ぶ。その圧倒的な光景は華やかを通り越し、もはや壮観の域。通常では見られない世界とあって足を運びたい。
「ビッグひなめぐり」の3日間はスタンプラリーも実施。まちなかの雛を巡ってスタンプを集めれば記念品がもらえ、勝浦産生マグロのブロックも毎日5人に当たる。ひなめぐりのポスターを手がける書家の田中太山さんの個展や教室などのイベントも。
そのほか期間中の土日はイベントを展開。2月23、24日は手作り雛体験、3月16日はお茶会、3月24日には甘酒のふるまいなどを予定しており、閉幕する3月31日の「ひな納め式」まで楽しみは続く。
同町では3月18日までの土日祝日は地元海産物や珍味を格安で味わえるC級グルメフェア、3月中は魚市場見学や那智の滝ウォーキングツアーなどが楽しめる町並み博覧会も開かれている。
問い合わせは電話070―5545―8195。
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