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丹後宮津・傘松公園に新展望台 天橋立を一望

9月リニューアル 空中散歩も

天橋立を北から望むスポット・傘松公園が9月3日にリニューアルオープン。新展望台や眺望スペースなどが登場し、自慢の眺めに一層磨きがかかった。

傘松公園は天橋立の北側、海抜130メートルの高台に位置。ここからの眺めは「斜め一文字」と呼ばれ、阿蘇海と宮津湾を分けるように天橋立が伸びるさまは絶景で、天橋立を股の間から逆さに見る「股のぞき」の名所として知られる。天橋立三大観の1つでもある絶景ポイントだ。

今回のリニューアルは、丹後海陸交通が運行する、傘松公園へ通じる天橋立ケーブルカーが60周年を迎えてのもの。7月に先行オープンした新展望台「スカイデッキ」は約60平方メートルのデッキに、ガラスを施した手すりで開放感を演出。床面をガラス張りにした廊下も設置し、空中散歩が楽しめる。

傘松公園スカイデッキ

傘松公園「スカイデッキ」から
「斜め一文字」を眺める

また、9月のグランドオープンでは、ひさしを配した眺望スペース「スカイテラス」や、円形の展望ウッドデッキ「コロッセオ」も登場。ケーブル傘松駅から展望広場まで車いす用スロープも設置され、利用者の負担の改善にも取り組んだ。

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