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白壁の町に映える筑後吉井の雛飾り 福岡県うきは市

地域独特の「箱びな」「おきあげ」も

福岡県うきは市吉井町で2月10日―4月3日に開かれる「筑後吉井おひなさまめぐり」は、白壁土蔵が建ち並ぶ町並みがお雛様で彩られる桃の節句の恒例行事。家々や旧家、商店などに展示された雛飾りを巡り、地域の歴史情緒に触れる一日を過ごしたい。

吉井のまちは文化庁の重要伝統的建造物群保存地区に選定。白壁土蔵の商家を代表とするレトロな町並みに、期間中は約20カ所で地域独特の「箱びな」「おきあげ」をはじめ、江戸期から現代までの雛飾りが展示される。

筑後吉井おひなさまめぐり

「筑後吉井おひなさまめぐり」では
家々に伝統の雛飾りを展示

催しも多彩。オリジナルのお雛様としてこけしに顔や着物を描く絵付け(2月14、21日)、どんぐりとフェルトを使った雛人形づくり(2月28日)といった制作体験イベントのほか、着物の着付け(3月の毎週日曜)、人力車での町並み散策(期間中の毎週日曜)など、お雛様めぐりと町の魅力を楽しめるメニューが豊富に用意されている。

問い合わせは、うきは市農林・観光課 電話0943―75―4975。

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