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様々な「天草四郎像」 島のあちこちに点在

天草のシンボルともいえる天草四郎。天草には彼の像が点在していて、天草の人たちが四郎に対する思いが伝わってくるようだ。

天草のシンボルに思い感じて

最も古いものは天草切支丹館(本渡市)にある「天の声を聞く四郎像」で、1955年に建立された。次いで同館にある「天に指差す四郎像」(67年)、「現世に天国の世を築こうぞ」(75年)。

「現世に―」の四郎像は天に指をさす構図で知られ、パンフレットなどに多く登場しているのでお馴染み。

現世に天国の世を築こうぞ

天草切支丹館の「現世に天国の世を築こうぞ」の四郎像。
天に指をさすポーズはあまりに有名

天草四郎公園(上天草市)の「人々にあいさつする四郎像」(66年)はシンプルなデザインで、どこかユーモラス。

鬼池港(五和町)の「残照に立つ四郎像」(78年)はキリッとした力強さがあり、パールセンター(上天草市)の「奇蹟をおこす四郎時貞」(75年)は可愛さがある。

奇蹟をおこす四郎時貞

鳩を手にした「奇蹟をおこす四郎時貞」

このほか藍のあまくさ村(大矢野町)の「十字架に祈る四郎像」(90年)など、天草には石こう、コンクリート、ブロンズ、FRPで作られた7像がある。

十字架に祈る四郎像

藍のあまくさ村の「十字架に祈る四郎像」

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