丹後もエリア「山陰海岸ジオパーク」が世界ジオパークに認定

10/12/03

山陰海岸ジオパークが10月４日、世界ジオパークネットワーク会議で加盟地域として認定された。これまで加盟を求めてエリア内各地域が協力して取り組んできたが、遂に「世界ジオパーク」の称号を手に入れた。

認定された山陰海岸ジオパークは京都府京丹後市から兵庫県豊岡市・香美町・新温泉町、鳥取県岩美町・鳥取市の東西約１１０キロ、南北最大約30キロに及ぶ広範なエリア。京丹後市内の特徴的な地質・地形は立岩（丹後町）、琴引浜（網野町）、郷村断層（同）、久美浜と小天橋（久美浜町）があげられる。

なかでも、”鳴き砂”で知られる琴引浜ではガイドウオークを実施。漂着物や植物、ジオパーク、歴史をキーワードにガイドと一緒に歩けば、より奥深い魅力に触れられる。所要時間は３時間。通年設定しており、９時と14時の１日２回実施する。１回の人数は５人から30人。料金は大人１人１２００円。

”鳴き砂”が美しい琴引浜
ガイドと歩くことで奥深い魅力に触れられる

ジオパークとは科学的な観点で特別に重要で貴重、または美しい化石、岩石、地形、火山、断層、温泉などの地質遺産を複数含む一種の自然公園をいう。丹後の魅力がまた輝きを増した。

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