丹後の冬の名物”ブリしゃぶ” 食通を唸らせる味
10/12/03
松葉ガニと肩を並べる丹後地方の冬の名物、寒ブリ。日本海の荒波で締まった身を湯通ししてサッと食べる「ブリしゃぶ」は、素材の新鮮な旨さそのものを味わえる逸品だ。
丹後地方の日本海沿岸では12月から2月、寒ブリの大敷網漁が行われ、冬のブリ特有の体長1メートル、重さ10キロを超える大物が次々と水揚げされる。冷たい荒波に揉まれることで身が締まり、しっかりとした歯ごたえ、ほどよく乗った脂が旨さの秘訣。
ブリしゃぶは、宮津市で30年来食されている郷土料理。皿に丁寧に盛られた寒ブリの薄造りを一切れ、昆布だしにサッとくぐらせポン酢で食べると、天然の甘味と脂が口の中に広がり、食通の舌を唸らせる。
宮津市や伊根町の旅館ホテルなどではブリしゃぶのフルコースが2月ごろまで楽しめる。寒ブリは刺身や照り焼き、ブリ大根などでも美味。旬の味覚を食べ尽くそう。
丹後まんぷく 旅のおすすめサイト
- 宮津温泉組合 電話0772-22-2300
宮津天橋立観光旅館協同組合【京都/宮津市】 - 京丹後市観光協会【京都/京丹後市】
- 橋立やまいち【京都/宮津市】
- 文珠荘【京都/天橋立温泉】
- 佳松苑【京都/夕日ヶ浦温泉】