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乗って楽しい新潟観光列車(1) 走る美術館「現美新幹線」

車内はアート、車外は越後路の自然景観

この2年、新潟を訪れていなければ、列車の旅の様変わりに驚くはずだ。2014年に観光列車「越乃Shu*Kura」と「おいこっと」が相次いでデビュー。昨年3月には北陸新幹線が開業し、今年4月には現美新幹線が登場した。

走る美術館と称される現美新幹線は、上越新幹線・越後湯沢―新潟間を、週末や祝日を中心に1日3往復走る。指定席に加え自由席も設定され、通常の上越新幹線の運賃・特急料金と同額で利用できる。また他の上越新幹線と同じように首都圏からでも通しの特急料金で乗車できる。

外観は写真家の蜷川実花さんが、長岡の花火をモチーフにデザイン。艶やかな花火をまとった現美新幹線が初めて新潟の雪原を疾走する風景は、そのものがアートとして語られるかもしれない。

現美新幹線

今年4月に登場した
「GENBI SHINKANSEN 現美新幹線」

6両編成のうち1両が指定席で、自由席も含めすべてが現代アート車両。それぞれ異なる内装で、注目のアーティストが鏡面ステンレスやアニメーション映像など、この列車のために制作した。車窓を背にソファが置かれ、乗客は自由に行き来しアートを観賞できる。キッズスペースとカフェが同居している車両もある。

現美新幹線

現美新幹線車内
(c)荒神明香 Courtesy of SCAI THE BATHHOUSE

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