色とりどり「田んぼの花畑」 松崎町
16/12/26
2カ月間にわたり花のリレー
西伊豆の松崎町でこのほど「田んぼをつかった花畑 種まき体験」が行われ、住民ら約50人が参加した。3月上旬から花が咲き始める。
松崎の田んぼの花畑は春の風物詩として住民だけでなく、訪れた観光客の目を楽しませている。那賀地区にある農閑期の田んぼ約6万平方メートルが広大な花畑となる。
3月上旬になると、アフリカキンセンカなど6種類の花が咲き始める。3月中旬にはルリカラクサ、ヒメキンギョソウ、3月下旬から中旬以降にツマシロヒナギク、ヒナゲシ、ヤグルマソウが続き、2カ月間にわたって春の花が咲く。最終週となるゴールデンウイーク前半には、訪れた人に自由に花摘みを楽しんでもらう。
花畑があるのは県道下田松崎線を挟んだ那賀川沿い。4月上旬には那賀川沿いに約6キロ続く1200本のソメイヨシノの並木も満開となる。
松崎を訪れたらあわせて立ち寄りたいのが、漆喰鏝絵の美術館「伊豆の長八美術館」。「鏝(こて)で伊豆長が日本一」と讃えられた松崎出身の左官、入江長八の鏝絵を常時50点以上展示している。