名古屋で今秋、食と歴史の２大イベント　なごやめしと戦国

14/09/22

「なごやめし博覧会」と「あいち合戦ワールド」

愛知が誇る「食」と「歴史」。この２大名物がテーマのイベントが今秋、名古屋市で立て続けに開かれる。尾張名古屋を体感する絶好のチャンスだ。

名古屋の食を堪能する「なごやめし博覧会２０１４」は10月６日―11月16日に開催。今年で４回目で、市内２８３軒の飲食店のなごやめしのなかから好きなものを食べ歩きながら名古屋文化に触れてもらう。

チケットは５枚つづり３千円と２枚つづり１２４０円の２種。味噌カツや手羽先、ひつまぶし、味噌煮込みうどん、きしめんからあんかけスパ、天むす、小倉トースト、鬼まんじゅうまで、各店オリジナルの多彩ななごやめしが楽しめる。

チケットを買うと参加店舗の創作メニューからグランプリを選ぶ「新なごやめし総選挙」への投票権も付く。昨年は「元祖味噌からあげ」が獲得した。

チケットの販売は９月１日から。市内のホテルや参加店舗、全国の旅行会社などで購入できる。

昨年のなごやめし博覧会でグランプリの
「元祖味噌からあげ」

準グランプリの「元祖台湾まぜそば」

一方、「歴史」は愛知と言えばもちろん「戦国」。県が推進する武将観光の一大イベント「あいち合戦ワールド２０１４」が11月30日、名古屋市の大高緑地で開かれる。全国で活躍する武将隊が一堂に会し、会場を戦国ロマンに包み込む。

ステージでは県出身の芸人スギちゃんらによるトークショーのほか、全国のご当地武将隊が演武を披露。桶狭間・長篠・小牧長久手の愛知三大合戦の再現や、数百人の甲冑武者が練り歩く大武者行列、火縄銃実演、放鷹術実演も行われるなど会場全体で戦国絵巻が繰り広げられる。

体験企画として、織田信長らの進軍コースにちなんだウオーキングや、甲冑試着体験も楽しめるなど戦国時代にどっぷりと浸る１日になる。

あいち合戦ワールドで披露する
火縄銃の実演

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